雨の日や、うだるように暑い日。店の前に並ぶお客様を見て、申し訳ない気持ちになったことがあるお店は多いと思います。先に結論を書きます。天気の悪い日の行列対策でいちばん効くのは、テントや扇風機よりも「外に立ち続けなくていい待ち方」に変えることです。そのうえで、店頭の備えと設定の見直しを組み合わせると、お客様の負担はかなり軽くなります。
天気の悪い日の行列で起きていること
- 雨の日:傘をさしたまま並ぶので列が横に広がり、歩道や隣のお店の入口をふさぎやすい
- 暑い日:日差しの中で待つうちに体調を崩される方が出ないか、スタッフが気をもむ
- どちらの日も:「今日はやめておこう」と、列を見ただけで帰られてしまう方が増える
- 店内に入れてあげたくても、入口付近が混み合って、お会計や配膳の動線がふさがる
どれもお客様やスタッフのせいではありません。天気が悪いと、ふだんは気にならない「外で待つ」ことの負担が、一気に表に出てくるのです。
なぜ外で待ち続けることになるのか
名前を呼んでご案内する方式だと、お客様は声の届くところにいないと順番を逃してしまいます。だから、雨でも暑くても、店の前から動けません。屋根のある場所がすぐ近くにあっても、「離れたら呼ばれたときに気づけないかも」と思えば、そこへは行けないのです。
つまり、問題は天気そのものより、「呼ばれ方」にあります。呼び出しがお客様のスマホに届くようになれば、車の中や近くの屋根のある場所、涼しいお店の中で待っていただけます。
外に立ち続けなくていい待ち方に変える
スマホでの順番待ちにすると、お客様は店頭のQRコードを読み取って受付し、順番が来たらLINE・メール・SMSでお知らせを受け取れます(SMSは1通ごとに費用がかかるため、ご希望の店舗さま向けの従量制です)。アプリのインストールは必要ありません。
受付したあとの画面には「あと何組か」と待ち時間の目安が出て、数秒ごとに自動で更新されます。あとどれくらい離れていられるかが分かるので、お客様は安心して店の前を離れられます。
スマホをお持ちでない方のために、スタッフが代わりに受付する方法も残しておきましょう。この方法で登録した組にはお知らせが届かないため、店内の入口近くなど、なるべく雨や日差しを避けられる場所でお待ちいただくよう、ひと声かけておくと安心です。
天気の悪い日に見直したい設定
雨の日や暑い日は、お客様が少し離れた屋根の下や車の中で待つことが増えます。戻ってくるまでに時間がかかる前提で、設定を少しゆるめておくと行き違いが減ります。TurnBeeで変えられるところを例に挙げます。
- 呼出後の自動キャンセル:しない・5分・10分・15分・20分から選べます。雨の日は傘をたたんで歩いてくる時間もかかるので、ふだんより長めにしておくのがおすすめです
- 通知の文面:「足元の悪い中ありがとうございます。ゆっくりお越しください」「お車でお待ちの方は、そのままお車でお待ちいただけます」など、お店の事情に合わせた言葉に書き替えられます。空欄のままなら標準の文面が使われます
- 待ち時間の目安:その日の実際のご案内のペースから計算されます。ご案内の実績がまだ少ない時間帯は、設定した「1組あたりの分数」を使うので、実際に近い値にしておくと目安のずれが小さくなります
- 受付中/受付終了:天候が急に悪くなって早めに閉めるときは、受付一覧から新しい受付を止められます。すでに待っているお客様はそのまま残ります
店頭でできる備え
待ち方を変えても、受付のためにいったん店頭へ来ていただく必要はあります。短い時間でも過ごしやすくする工夫として、次のようなことをしているお店があります。
- QRコードのポスターを、ひさしの下など雨にぬれにくい場所に貼る。ぬれるとにじんだり、光って読み取りにくくなったりします
- 入口に傘立てや傘袋を用意して、店内の床がぬれないようにする
- 「お車の中・近くの屋根のある場所でお待ちいただけます」と、待てる場所をポスターにはっきり書く
- 暑い日は、店頭に並ばなくてよいことを、受付のときにスタッフからも一言伝える
暑い日の体調管理については、環境省の「熱中症予防情報サイト」で、地域ごとの暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラートの情報を確認できます。外でお待ちいただく方が出そうな日は、朝のうちに一度見ておくと、店頭の対応を決める目安になります。
まとめ
雨の日や猛暑日の行列がつらいのは、「店の前でしか待てない」からです。呼び出しがスマホに届くようにして、待てる場所をこちらから伝える。そして天気の悪い日は、戻ってくるまでの時間に余裕を持たせる。この3つで、お客様にもスタッフにもやさしい待ち方に近づけると思います。
TurnBeeは、QRコードでのスマホ受付と、LINE・メール・SMSでの呼び出しに対応した順番待ちシステムです。初期費用0円・月額5,500円(税込)、30日間は無料でお試しいただけますので、天気の悪い日の店頭の様子を見比べてみてください。
